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2011年7月14日 (木)

洗う派 or 洗わない派

猫のシャンプーに関する記事を何度か書いていますが、
玉三郎を飼うまでの執事にとって、
『猫のシャンプーは特別な時にする物』でした。

その『特別な時』がどんな時かと言うと
『ノミがいた』とか『皮膚病だ』とか『お尻にウンチが!』とか・・・

だって、それまでの執事は
『室内飼育したくても、させて貰えない実家住まい』
だったんだもの・・・。

まぁ、要するに『緊急事態』の時がほとんどでした。

 

本来の目的である『綺麗にする』の次元が
『キャットショーの為』になったのは、玉三郎を飼い始めてから。

それまでは『猫のお風呂は一生に数回程度』って思ってた執事です。

 

で、『猫を洗うって、そもそも良い事なのか?』って
猫を洗う派の人も、洗わない派の人も、疑問に思いませんか?

『水が嫌い』と言われる猫を洗うんですから、
濡らすとなれば抵抗されるし、鳴き叫ぶ時だってある訳です。

洗わない派の人にしてみれば
『そこまでして洗う必要があるの?』って思うだろうし、
洗う派の人にしてみれば
『それでも洗わないといけない』って思いがあると思うのです。

 

で、そもそも『猫は水が嫌い』って言われてる理由はご存知ですか?

猫の祖先は・・・大元は犬と一緒と言うのはよく知られていますが、
家猫の祖先は砂漠のある地域で発生したと言われています。

皆まで言わずともお分かりですね。

水の少ない地域で発生した家猫だからこそ、
水が嫌いと言われる理由になっている訳です。

 

でも『そもそも本当に水は嫌いなの?』って思いません?

あたしゃ~ここんとこを本気で悩んだ経験があるよ・・・(笑)

執事が見ている限りで言うのであれば、
猫の水嫌いは『喰わず嫌い』と一緒だと思ってます。

要するに『どういう物なのかを知らないからこそ怖がる』ので、
『何なのかが分かれば無意味に怖がらない』と思えます。

 

では、比較対象の的にされている犬の場合はと言うと・・・

犬だって洗われるのは嫌いです。これホント。

水が大好き!と言われるラブラドールレトリバーがおりますが、
あれだって『水に飛び込むのは大好き!』だけど
『シャンプーされるのは嫌い』です。断言します。(笑)

でも、慣れれば平気って言う犬は沢山いますよね。

トリミングサロンを怖がっていた犬も、数回通う事で慣れて来るし、
そこにご褒美が出てくれば『これはいいぞ!』と言う事で
サロン通いを喜んでくれちゃったりもする。

猫の場合もこれと同じで、いい事があると思い込めば
『イソイソとお風呂場に通う猫』に育てる事も可能です。

 

執事の実家で飼っていた野良は『疥癬』と言う皮膚病でした。
拾った直後から全身を痒がり、所々ハゲもありました。

症状で『疥癬』だとすぐに分かったので、
動物病院に行き、毎日2回の薬浴を命じられました。

でも、その薬が一向に効かない。

おまけに人間様まで疥癬に感染してしまい、
一家全員が『痒ぅ~い!』と言う最悪の事態。

苦肉の策で考案したのが『群馬の草津の湯』に入れる事。
要するに『硫黄風呂』です。
その当時販売されていた『六十ハップ』と言う物を使用して、
朝はタライで、夜は人間のお風呂に投入して湯船に浸かってました。

1週間程度で痒みは無くなり、猫も痒がる事が少なくなり、
2週間後には1日1回の薬浴に変え、
1ヶ月後にはそれはそれは綺麗な子に変身しました。

動物病院でも『この短期間で、よく頑張ったね!』と言われる程、
疥癬に対しては効果は抜群でした。

 

がしかし、その『支障』は思わぬ所に出ます。

その猫、すっかりお風呂好きに変身してしまったんです。

実家の母がお風呂に入ると、浴槽の縁に後ろ向きに座り、
母に掴まりながら、後ろ足からゆっくりと湯船に入って行くのです。

母がいない時も入ろうとするし、入っているのが誰でも入ろうとするので、
疥癬が治った後、1日に何度もお風呂に入っている猫に変身しました。

で、お風呂に入れないとどうなるか・・・

 

うっさい。(笑)

 

鳴くし、喚くし、喧嘩腰になるし、それはそれは凶暴化するのです。

なので、1日に1回の入浴は1年以上続きました。

その後、新しい飼い主さんの元へ貰われて行ったのですが、
いまだにお風呂には入ってるそうです。(笑)

 

こんな例もあるので、『猫は水嫌い』と言うのは『通説』でしかない訳です。

中には好きな奴だっている。
と言う事は、犬と同じ位の感覚と思って良いと思うのです。

現に、我が家の銀二も自ら湯船に入りますからねぇ・・・(笑)

 

では、『何で洗うのか』ですよね~。

キャットショーに行くのであれば洗うのは当然の事なのですが、
一般のお宅の猫ちゃん(完全室内飼育)を洗う理由は何でしょう?

完全なる室内飼育であれば、汚れる率はかなり低いですし、
ノミやダニにも、皮膚病にもそうそうは感染しません。

なのに何で洗うのでしょうか?

 

例えば、ペルシャ系の猫ちゃんを飼っている方であれば
『洗わないと毛玉お化けになる』って言う人もいますよね。

メインクーンの場合はスタッドテイルと言う症状があるので、
皮膚病を阻止する為にもシャンプーをする場合があります。

長毛種であれば、定期的なシャンプーをするのは
『正しい飼育方法』でしかない訳ですが、では短毛種は?

洗う必要ないよね~?

 

と思うのが間違い。

短毛種だって抜け毛はある。
換毛期には大量の毛が抜け落ちるのは、短毛種も一緒です。

そこで登場するのが『抜け毛を一掃するシャンプー』な訳です。

それに、高齢になると突然皮膚病を発症する事も少なくありません。

その時に、いきなり経験した事のない薬浴を・・・ってなったら、
病気よりもストレスで健康に害が出る場合だってあります。

そう言う事も考えて、若いうち、順応性の高い時期から
シャンプーをして馴らしておく事は必要だと思います。

 

それと、猫アレルギーって言う言葉がありますが、
あれは『猫』ではなく『猫のフケ』に対してのアレルギーです。

シャンプーする事でフケを抑えておくと言う場合もありますが、
シャンプーが原因でフケが増える場合もありますので、
洗い方にもコツがあるので注意が必要です。

 

で、なぁ~んでこんな話をするかと言うとね、
私の通う動物病院は2件ありますが、双方違う意見を言う訳です。

一方は『猫は洗わなくても平気』って言うし、
一方は『定期的に洗って馴らす事も必要です』って言う訳です。

『じゃぁ、どっちが正しいのさ!えっ!?!?』

って、執事は思う訳です。

でも、行きつく所は『どっちも正しい』って訳です。

はい結論。

 

うそうそ。(笑)

 

洗う・洗わないは、やっぱり猫種にもよります。

執事がブリードしているメインクーンと言う猫種は、
去勢・避妊してあっても、最低でも1年に1回は洗って欲しいし、
出来る事であれば、3~4ヶ月に1回程度のシャンプーをして貰うと、
抜け毛の軽減やスタッドテイルによる皮膚病を防いだり出来ます。

はい、そこのあなた!
『お前はしてるのか!』って言わない!(笑)

で、長毛種はやっぱり洗ってあげた方が良いです。

毛玉製作の防止にもなるのは当たり前だし、
抜け毛が軽減する事で、毛球症も防げます。

毛玉を吐く事も少なくなるし、何より匂いも軽減出来ます。

猫は綺麗好きだから臭くないって言うのも嘘。
やっぱりね、猫独特の匂いはあるよね・・・。

で、洗うのは良いけど、毛を洗うよりは皮膚を洗う事に専念する事。
汚れた皮膚を濡らして乾かせば、フケが大量発生するのは当然の事。

皮膚を洗う事に専念すれば、必然的にコートも綺麗になるので、
皮膚をマッサージする感覚で洗ってあげると良いですよ。

で、乾燥は完璧を目指しましょう。

タオルドライをしっかりやって、天日干しってのもありだけど、
自然乾燥では、日本の夏はカビの元です。

猫でカビ=皆がよく知る真菌もカビですよね。
これだけはどこにでもいる菌なので、防ぎようがありません。

カビはジメジメして高温の場所が好き。
シャンプー後の猫の皮膚は増殖するのに最適なのです。

なので、ドライヤーが嫌いな子は、扇風機でも良いのです。
風を当てて、コームを使って『皮膚を乾かす』事に専念して下さい。

そこは飼い主の頑張りどころ!
可愛い我がこの為にも、心を鬼にしてでも、
それでも優しく頑張ってみて下さい。

 

と言う事で、私もそろそろ心を鬼にしなければ・・・(笑)

 

先日はショーに行く予定だった風ちゃんを洗いました。
その後、執事が洗面所に行くと、猫がゾロゾロ付いて来ます。
我が家のお猫様達は『シャンプーをされる=愛でて貰える』
と思い込んでるヤツが多いのです。

ブラッシングだってそうです。

コームを持てば逃げるのに、誰かが犠牲になった後、
『良い子だね~』『綺麗になったね~』『可愛くなったね~』
何て言おうものなら、執事の周りに皆が集合。

我先に!とばかり、スリスリ&ゴツンゴツン攻撃が始まります。
自分をアピールして、自分も誉めて貰いたい訳です。

そんな訳なので、愛情独り占めしたい子ほど、洗面所で待機してます。

それでも、洗おうとすると逃げるけどね・・・(笑)

 

現役の男の子は大変。

デカイし、重いし、毛も多いし、おまけにギトギトだしね・・・。

それでも、シャンプー中も誉め讃え、ドライ中も誉め続け、
仕上がった姿をみて『おお~!良い男になったなぁ~!』
なんて誉めようもんなら・・・

『俺ってカッコイイ?そうなの?そんなぁ~』

って顔して、テーブルの上でポーズする奴が多い・・・。

犬もそうですが、猫も誉めて育てるのです。

 

ここだけの話、猫ほどナルシストな動物はいないと執事は思います。

そこら辺を上手く利用すると、風呂好き猫にさせる事が出来ると思います。

 

今年の夏は猛暑。と言うか、ここ数年、猛暑続き。

シャンプー後のドライは、人間にとっては地獄ですが
そこは冷風を利用して頑張って下さいね。

 

って、あたいもな・・・( ̄  ̄;)

 

最近は使用するシャンプーを変えました。
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仔猫を迎えた時からシャンプーに馴らせば、そんな簡単な事はありません。
でも、成猫や保護した子等は、シャンプーは100%大嫌いです。
我が家のシャンプー大嫌い大臣は小次郎。
あ、シャンプーは平気だけど、ドライヤー大嫌い大臣なのです。
もう1頭、クロちゃんはシャンプーも、もちろんドライヤーも大嫌い。
でも、そんな彼らも掃除機は平気。
毎日の様に執事が使ってるからなのか、掃除機を見ても逃げもしません。
馴らすまでが大変だけど、仔猫の内なら慣れるのも早い。
・・・・・・・・・・・・・・・・
あたいも子供に戻りたい・・・(笑)

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